円筒分水鑑賞用のデータを収集しています。加除修正などお気づきの点がありましたらお知らせください。
練部屋分水所(ねりべやぶんすいじょ) |
|
淡山疎水の歴史は古い。
明和8年(1771)に引水可能な測量図を完成させたことに始まる。このことにより、わが国で3番目に古い疎水とされる。
水源は淡河川(おごうがわ)と山田川(やまだがわ)であり、両川の頭文字をとって淡山疎水とされる。 |
■名称 |
練部屋分水所 |
■用水名 |
淡山川疎水 |
■管理者 |
東播用水土地改良区 |
■所在地 |
兵庫県神戸市 |
■完成年 |
1952年(昭和27年) |
■緯度経度 |
(調査中) |
■形式 |
全周溢流式 |
■規模 |
(調査中) |
■分配数 |
4? |
■鑑賞に適した時期 |
5月ごろ? |
■総合 |
★★★★☆ |
□大きさ |
★★★★☆ |
□美しさ |
★★★☆ |
□迫力 |
★★★★☆ |
■管理人の雑感 神戸とはこんなにため池だらけなのか。ナビゲーションに次々と現れるため池。
水源を確保するために歴史的な努力の積み重ねが地図からも読み取れる場所である。
知人から、「この辺りの学校は、昔の溜め池を埋め立てて作られている」といった話を伺った。耕地が宅地に変わり、水源よりも学び舎が必要になったということか。学校の周りの道路が、いかにもため池跡地といった形状をしているそうだ。
練部屋分水所は郊外にあって周辺は耕地と宅地。
駐車場はないが、側道に車を停めて見学することになる。
管理人が訪れたときは通水していない「非かんがい期」。再訪しなければならない。
この施設の上流には「老の口分水所」がある。近距離なので、合わせて見学することをお勧めする。
|
|
|