円筒分水鑑賞用のデータを収集しています。加除修正などお気づきの点がありましたらお知らせください。
通潤用水小笹円形分水(つうじゅんようすいおざさえんけいぶんすい) |
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熊本県山都町小笹にある円筒分水。こちらでは円形分水という。
この円形分水では農地面積の比率によって7:3の割合で2方向に分派される。7割は石造りの通潤橋で有名な通潤用水へ水を運んでいる。もう一方の3割は野尻・笹原地区へ送水している。
昭和31年にこの円形分水が完成すると、それまで干ばつのたびに悩まされてきた水争いが解消されたという。 |
■名称 |
通潤用水小笹円形分水 |
■用水名 |
通潤用水 |
■管理者 |
(調査中) |
■所在地 |
熊本県上益城郡山都町 |
■完成年 |
1956年(昭和31年) |
■緯度経度 |
(調査中) |
■形式 |
全周溢流式 |
■規模 |
外円筒10.5m、内円筒6.3m |
■分配数 |
2 |
■鑑賞に適した時期 |
5月から8月中旬 |
■総合 |
★★★★☆ |
□大きさ |
★★★★☆ |
□美しさ |
★★★★☆ |
□迫力 |
★★★☆☆ |
■管理人の雑感 案内がすばらしい。
国道218号線沿いには「小笹円形分水」のサインがデカデカと設置されており、これを見逃すことはまず考えられない。円形分水は道路沿い(右手)にあるが、その手前にきれいなトイレと駐車場が完備されているため、見学に不自由はない。また、円形分水の脇にある建物の軒下には簡単なパネル2枚が飾られており、学習にももってこいだ。来訪者が記入する「思い出ノート(古いか?)」までも置いてある。全ての円筒分水はかくあるべきとじみじみ感じてしまう。
近傍には緑川ダムと通潤橋があり、こちらも見逃せない。
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