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犬上ダムを水源とする用水。
甲良町内には古より用水路が縦横無尽に導かれていて、水と人との距離が近い。
昭和7年の干ばつで大水騒動が勃発。この水争いを解決するために犬上ダムが建設され町内13集落に安定して供給されるようになった。
甲良町はこうしたかんがい施設を利用してせせらぎ遊園のまちとして水の文化を大切にしたまちづくりを進めているが、県営農業水利施設高度利用を契機として住民参加型(グランドワーク)の親水施設が完成した。これにより町内には16カ所の親水公園が整備されていて住民の憩いの場として利用されている。
この親水公園のうち、「梅林・鴨公園」
(写真中)、「柊の森」(写真下)には、円筒分水の原理を利用した分水施設が設置されている。
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