円筒分水カルテ
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下瀬川分水井(しもせがわぶんすいせい)
イメージ 今市用水円筒分水井横のポンプから、日光方面へ数百メートルほど圧送した先にある円筒分水。
今市用水円筒分水の”子”にあたるが、地形から見ると上流側に位置している。

■名称  下瀬川分水井
■用水名 今市用水の支線
■管理者 日光市
■所在地 栃木県日光市
■完成年 1953年(昭和28年)
■緯度経度 (調査中)
■形式 スリット溢流式
■規模 (調査中)
■分配数
■鑑賞に適した時期 通年と思われる
■総合 ★★★☆☆
 □大きさ ★★☆☆☆
 □美しさ ★★★★☆
 □迫力 ★★★☆☆
■管理人の雑感
今市用水円筒分水井を見学した後、雰囲気抜群の報徳庵で美味しい蕎麦で心とお腹がいっぱいになったあとは、腹ごなしに散歩したい。それにうってつけの円筒分水がここである。
報徳庵の駐車場を徒歩で出て直ぐの散歩道(旧日光杉並木街道)に右(今市方面)へ進んでいこう。集落を超えて静かさを感じる杉並木の中、森林セラピー効果を堪能するが、歩道部の石畳は苔等で滑りやすいから要注意。めったに通らないクルマに注意しながら車道を歩くことをおすすめしたい。
進んでいくと、道路右側の用水路が堤防土手を切って流れ込んでくる場所があらわれる。もう、お目当ての円筒分水は近くだ。土手を注意して見てみると、維持管理用に人が歩いた跡が見つかるので、そこを注意して登って行こう。草が生い茂っているから長靴が必須アイテムだ。土手部分を登り切り少し下ると目の前にフェンスに囲まれた円筒分水が見えてくる。
円筒分水から流れ出る音と杉林のざわめきに耳をすませ、リラックスムードで見学したい。
この円筒分水は、わざわざ標高の低いところから動力を使って水を送っていることが一見非効率に見える。真意は定かではないが、今市用水円筒分水井まで大谷川を渡って水を送るサイフォン装置の吐きだし位置(効率)からこのように決定されているのではないか。そうでなければ、微妙な水利秩序の現れなのかもしれない。この謎解きがまた楽しい。
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